このテクニカルセンターからさらに良い金型を生み出したい。

営業技術部
生産技術グループ

増本 健TSUYOSHI MASUMOTO

1994年入社
久留米工業大学 工学部 交通機械工学科 出身

金型をつくり23年、まだ夢は尽きない。

自動車産業が盛んな広島で生まれ育ったため車への関心が高く、父もプレスの仕事をしていたので、同じ仕事なら会話もできるのではという思いもあり入社しました。私の仕事はプレス金型の設計製作の統括です。入社当初はプレスに関する知識がなく、テクニカルセンターで金型の製作の経験を積んで、ようやく「こんなこともできるのか」と当社の技術に驚いたものです。興味をもって他社のプレス製品もチェックするようになり、精密なプレス加工を目にしては、まだまだ加工技術を追求していかなければならないと感じています。今目指しているのは、より早くより安い金型の製作をこのテクニカルセンターで可能にすること。海外で同じ部品を同じ機械で生産すると、日本のおよそ半分の価格で済みます。日本で早く安く製造する方法はないか、改善活動の中でさまざまに取り組んではいるものの、答えにたどり着くのは容易ではありません。これは今後の大きな課題で、早急に解決すべく、社内で知恵を出し合いながら小さなことをコツコツ積み重ねて良い結果につなげたいと思っています。

- 私のプライド -

不良をゼロに、それが信頼の証し。

MY PRIDE

テクニカルセンターで製作した金型から、絶対に不良を出さないよう気をつけています。万一不良を出してしまったら、最良の状態ではないことに気づかず、そのまま製品が生産されることになるからです。それを防ぐには、現場との連携、情報の共有が大事。そこで、実際に現場のリーダーや班長が集まる場に顔を出し、状況を見聞きするようにしています。現場で不具合があったことがわかれば、その場で製品と金型を確認して、どこが悪いのか、どうすれば改良できるのかすぐに検討することができます。問題点を次の金型づくりに活かせば、同じ不具合は起こりません。良品を作り続けることこそ、お客様との信頼につながると考えています。

MY MIND

- 私のマインド -

熟練の技術をグローバルに。

当社は中国とタイに工場を持っており、現地に赴いて一緒に仕事をする機会を得ました。そこで大変だったのが言葉の壁です。特にタイ語には苦労し、最初は会話の本を用意して単語を指さすという、たどたどしいやりとりから始まりました。こちらから相手の国の言葉で歩み寄れば、彼らも心を開いてくれます。良いものを作るにはコミュニケーションが大事なので自分の考えを伝えるようにしていますが、それを相手に理解してもらえた時は喜びも大きいです。また、部下だけでなく、他の部署から頼られることも多くなりました。「この人ならば」と認められている証しだと感じるので、できるだけその思いに応えたいと思っています。

良いものを作るにはコミュニケーションが大事

営業技術部
生産技術グループ

増本 健TSUYOSHI MASUMOTO

1994年入社
久留米工業大学 工学部 交通機械工学科 出身

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